翻訳者が軽視しがちな力②~日本語力~

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翻訳というのは当たり前なのですが
例えば英語の場合だと
和訳の場合「英語を日本語にする」、
英訳の場合「日本語を英語にする」
ということで
よくよく考えてみると「日本語力」というのを
必ず使うということに気づくと思います。
今回の記事ではこの「日本語力」というのを
翻訳者が軽視がしがちであるけれど、
翻訳をする際にこの「日本語力」が
非常に重要という話をしたいと思います。

まず、
「特許翻訳者になりたい」という方で
「まだ明細書を読んだことがない」という方がいたら
「Google Patent」などで
無料で日本語や英語の明細書が読めるので読んで欲しいのですが、
例えば↓のリンク(日本語の接着剤関連の明細書です)を読んで
意味がわかるかどうか試しに読んでみるとよいかもしれません。
http://www.google.com/patents/WO2013105582A1?cl=ja
おそらく初めて明細書を読んだ方は
「日本語なのに何を書いてるのか意味不明」
と思われたのではないかと思います。
なぜこんな話をするのかというと
そもそも
「日本語で理解できないものを英語で理解できるはずがない」
ということです。
この当たり前のことを念頭において欲しいのですが、
「日本語で理解できない」なら
まず英語がどうこう言う前に
「日本語力を鍛えないといけない」
というのは明らかだと思います。
しかし、
多くの翻訳者の方や翻訳者になりたいという方は
この「日本語力」というのを軽視しているというか
「英語が好きだから英語を勉強して翻訳者になろう」と
考えている人は多いけれど
「翻訳者になるために日本語力を鍛えよう」
と意識している翻訳者、翻訳者志望の方は
非常に少ないのではないかと思います。

で、
この「日本語力を鍛える」ために
おすすめしているのが
法律関係の本、「民法案内」↓を読むことです。

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(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

自分も「民法案内」の第1巻「私法の道しるべ」を
読んだからわかるのですが、
明らかに日本語力が上がって
勉強を始めた頃からすると「
明細書を読むことが前ほど苦痛じゃなくなった」
というのを実感しています。
そもそも特許明細書というのは
「法律文書」という側面もあるため
結構固い表現で書かれているのと、
特に請求項はモロに法律の色が色濃く出ているため
この「法律書を読む」というのは
「日本語力を高める」というのと
「法律文書に慣れる」という二重の側面で
特許翻訳の業務に必要な力を養ってくれます。
読み方はちょっとコツがあるのですが、
参考までに自分が勉強した足跡をご覧に入れますと
↓読む前(ページは違います)

IMG_2570

↓読んだ後

IMG_2569

で、
書き込んだり線を引いたりして
使い込みながら読んでいくと良いと思います。
法律の知識もつきますし、
何より「日本語力」が強化されるのを実感すると思います。

まとめますと
「翻訳」の業務では
必ず「日本語力」が必要であるにもかかわらず
翻訳者は「日本語力を軽視しがち」である
ということにまず気づいて欲しいのです。
そして「日本語力」を鍛えれば
特に特許明細書など固い表現の翻訳の場合、
業務をする上で非常に役立つというか
そもそも「日本語力」を鍛えないと
日本語の明細書すら読めないということで
「日本語で理解できないものは英語でも理解できるはずがない」
ので
翻訳者として働くなら
「日本語力」を軽視せずに鍛えていって欲しいということと、
その「日本語力」を鍛える際に
「民法案内」などの法律書を読むとよいということでした。

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