特許翻訳者になろうか迷っている人へ~翻訳スクールの惨状と現実的な道のり~

この記事は4分で読めます

将来翻訳者になりたいけど迷っているという方向けに
自分がどのように試行錯誤して翻訳者になれたか、
どういう経緯で翻訳者になったのかなどを今回記事にしてみたいと思います。

まず、
自分がそうだったからわかるのですが、
「翻訳者になりたい」と思ったときにまず直面する問題というのが
「相談できる人がいない」ということです。
自分も大学時代に就活をしているときに「翻訳者になりたいんです」と
大学のキャリアセンターやハローワークに相談したのですが、
みんな相談しても
「そんなの現実的じゃない」
「やめておきなさい」
「翻訳者は安定してない」
と大した情報も持っていないのにイメージだけで
「なれない」「安定してない」というようなことばかり言ってきます。
こっちは本気で翻訳者になりたいと思っていても
キャリアセンターやハローワークの人は
「相談に来た人を就職させる」のが仕事なので
現実的にみんながなっているような無難な職業になることしか勧めません。

で、
その次に自分がどうしたかというと
「通訳翻訳ジャーナル」などの雑誌を読んで
巻末に載っているスクールを探して電話したりスクールまで足を運んだりして
相談しました。
最初に相談したスクールでは
もともと翻訳者として働いていていて今はスクールの講師をされていた方なんですが、
「翻訳者になんかならない方が良いですよ。会社員の方になった方がいいです。」
と言われたのですが、
今から思うとこのスクールの方はまだ良心的だったかなと思います。
なぜかというと自分は翻訳スクールの講座も受けていたのですが
その別のスクール講座を受けたおかげで
翻訳スクールでは基本的にプロになれないというのを痛感したからです。
自分の他の翻訳スクール講座の惨状をお話しますと、
講座が始まってもう2年以上経っているのに誰一人プロになれておらず、
しかもスクールの講師はtradosもまともに使えない弁理士、
スクール主催者は特許翻訳の仕事をしたこともない素人で
2年以上経っても誰もプロになれてないという講座にもかかわらず
本気で自分のスクールでプロになれると信じているというアホっぷりでした。
そのスクールの主催者の人に
「誰もプロになれてないんですけど」と
少し苦情のように言ったことがあるのですが
「みなさん忙しいから受からないのは当たり前だ」と逆ギレ?されて
普通なら受講生をプロにするのがスクールの存在意義だと思うのですが
「講座を受けてもプロになれないのは当たり前だ」
みたいな開き直りをされて呆れてしまいました。
また、当初は特許事務所への就職を考えていて
スクールを受ける前の話だと
「うちのスクール卒業と書いていれば書類は通るから」とか
「うちのスクール卒業と書いていれば業界内では一目置かれる」とか
うまいこと乗せるようなことを言われたのですが
実際は特許事務所にそのスクール卒業と書いて履歴書を送っても書類すら通りませんでした。

自分は何度もこのブログで書いているように

とある通信講座で1年くらい本気で勉強したから
プロになれたのですが、
自分が受けた特許翻訳スクールというのは
翻訳スクール業界では一番有名な?特許翻訳講座だったのですが(◯◯バックズームです。絶対受講しないようにしてください。)
週1回の授業でA4の紙1枚程度の翻訳をして添削を受けるというだけで
プロになるには圧倒的に量が足りてないです。
プロになったら特許明細書を頭から終わりまで翻訳しないとダメなのですが
(イメージがわかないという人は↓のGoogole Patentのリンクをみて
これらを全て訳すのをイメージして下さい
http://www.google.com/patents/WO2014084277A1?cl=en
A4の紙1枚訳すのを半年で10回やっただけでは
プロになれないのは当たり前です。
というかスクールで特許翻訳者に必要なスキルを全て教えるというのは
時間の制約やカリキュラム的な問題で現実的に無理です。
特許明細書を頭から終わりまで詳しく解説しながらやるのに100時間くらいかかるし、
それを何本もやるというのは週1回通うというスクールという形式では無理
というかやろうとしても5年以上かかるので費用も数百万とかになると思います。

ですので、
他の有名な?特許翻訳講座も受けた自分が言えるのは
プロの特許翻訳者になりたいなら

翻訳スクールは絶対受講しない方が良いということと、
講座などを受けずに特許翻訳者になるなら
特許事務所や翻訳会社に最初は翻訳以外の業務で就職するとか
するなどしないとなれない
のではないかということです。
特許事務所や翻訳会社に就職するのだと
一人前のプロの特許翻訳者になるには少なくとも5年以上はかかると思った方がよいです。
特許事務所や翻訳会社の求人を見ても
特許事務所で翻訳者として就職するなら経験3~5年以上とかなので
特許事務所なら特許事務から始めることになると思います。
今の特許事務所が特許事務から特許翻訳者になれるまで育ててくれる余裕があるか疑わしいです。
翻訳会社に就職するならほぼ正社員の募集はなく派遣とかになるので
かなり厳しい道のりになると思われます。
たまに「翻訳トレイニー」というもっともらしい名前の職種で
求人募集してる翻訳会社さんがありますが
これはプロになるまで翻訳者に育てるという名目を建前上見せているだけで
本音は安い労働力が欲しいだけで
バイトのような給料で安く働かされてプロになれるかははたはた疑問なので
だまされないようにして下さい。

 

最後にまとめますと、
他の特許翻訳講座も受けた自分が言えるのは
1年でプロの特許翻訳者になりたいのなら
翻訳スクールは絶対に受講しない方が良い
働きながら一人前の特許翻訳者になろうと思っても
・特許事務所の場合特許事務から始めて特許翻訳者になれるかわからない
・翻訳会社の場合正社員でいきなり雇ってもらうのはかなり厳しい
・「翻訳トレイニー」というのは翻訳会社が安い労働力が欲しいだけの名前だけもっともらしい職種
ということでかなり厳しい道のりであるということでした。
「将来特許翻訳者になりたい」という方がいたら
相談できる人もまともにいない状態だと思いますので
まずは僕に気軽に相談してください。
どうか自分のように夢を食い物にするような巷のしょうもないスクールの餌食にはならないようにして下さい。


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