特許翻訳のトライアルでよく使われる引っ掛けパターン⑩~単位の省略~

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特許翻訳のトライアルで
よく使われる引っかけのパターンシリーズ
をどんどん続けていきましょうということで、
今回の引っかけのパターンは
「単位の省略」
という引っかけのパターンがありますので
今回はそれについて解説して記事を書いてみたいと思います。


例えば↓のような文章において

These tapes were tested 100  peel to glass and PP substrates after various dwell times.


太字の「100」は
この数字だけ見ても
何のことか意味が分からない
と思います。
これは原文は実際は↓のようになっていて

These tapes were tested 100° peel to glass and PP substrates after various dwell times.


訳語としては
「これらのテープは、様々な保持時間後、
ガラス及びPP基材に対して
100度剥離試験をした。」
となります。
これは「100」の後ろに
わざと「°」というのがあるのを
省略していて、
トライアルを出題する側が
トライアルを受けている人が
ちゃんと考えて訳語を作っているか
を試しているのです。
こうしたトライアルに出くわした場合は
ちゃんとコメントで
「単位が抜けている」ということを
指摘して訳文にちゃんと「度」というのを
反映させないと一発で不合格になってしまいます。
「単位」というのは間違うと特許を申請する際に
致命傷になり、厳しく見られるので
トライアルにもこうしたひっかけが存在します。


こうした場合は
「数字」が出てきた場合に
「何の”単位”なんだろうか」と疑いの目を持って見て
「何かおかしいな」という
違和感を感じたときに
フレーズ検索して
元の原文(又は類似の特許)を確認し、
上の例でいうと
「この数字の後には” ° ”が省略されているな」
と見抜かないといけません。
対応策として有効なのは
「数字」が出てきたら「怪しい」と思うことと
上の例でいうと「剥離試験」をしていることは
わかっているのだから
YouTubeや企業のサイト↓を確認して、

剥離試験の動画「90 Degree Peel Testing System」

イマダ株式会社「剥離試験のアプリケーション例」
http://www.forcegauge.net/measure/peel

「剥離試験」というものがどういうものか
わかっていれば「角度」を変えて試験を行うのだな
とわかり「数字」の後の「単位の省略」も
見抜きやすくなります。


こんな感じで最後にまとめますと、
特許翻訳のトライアルでは
「単位の省略」
という引っかけのパターンがあり、
その場合きちんとコメントを残して
省略してある単位もきちんと訳文に
反映させないといけないということで、
対応策としては、
まずは「数字」が出てきたら
「何の単位なのだろうか」と
立ち止まって考える癖をつけるのと、
「フレーズ検索して
元の原文(又は類似の特許)を確認する」
ということと、
「YouTubeや企業のサイトを確認して
どのようなものかイメージを持つ」
ということが有効であるということでした。

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