特許翻訳のトライアルでよく使われる引っ掛けパターン②~どこまでが一語か見抜きにくい単語~

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特許翻訳のトライアルで
よく使われる引っかけのパターンシリーズということで、
今回はそれについて
「どこまでが一語か見抜きにくい単語」か
というので引っかけられることがあるので
それについて解説してみたいと思います。


例えば、↓のような文章が出題されたとして、

The resulting solution was solvent coated onto a fluorosilicone liner and
dried for 10 minutes at 70‹C to give a thickness of 70ƒĘm.


これは「solvent coated」までが一語で
「solvent[coated onto ~]」というようにsolventの後ろで切れていません。
コンテクストからも「得られた溶液は~コーティングされた溶媒であった」となり
「溶液が溶媒であった」というのは
「溶液=溶媒」となって意味が通らずに
意味不明になってしまいます。
これは「solvent coated」一語で
「~はソルベントコーティングされる」と訳します。


また、上の例では「動詞」が一語かどうか見抜きにくい場合でしたが
↓のように名詞でどこからどこまでが一語かわかりにくい場合もあります。

Corrosion that often looks superficial can hide deep penetration and stress raising pits.


これは「stress raising pits」までが一語で
「stress[raising pit]」というようにstressの後ろで切れていません。
コンテクストからも「ピット(穴)を生じる応力を見えなくする(hide)」となり
「応力を見えなくする」というのは
日本語としておかしいので意味が通りません。
これは「stress raising pits」一語で
「応力により生じるピット(穴)」と訳します。


このような単語をどこからどこまでが一語か見抜けずに
「solvent coated」=「コーティングされた溶媒」
「stress raising pits」=「ピットを生じる応力」
とあまり考えずに訳してしまうと
トライアルでは一発アウトで
不合格となってしまいます。
この場合何度も「この単語ここまでかな?」と
打ち直して試行錯誤して
「コンテクストからばっちり意味がはまる」
まで検討する必要があります。


ですので、
最後にまとめますと、
特許翻訳のトライアルでは
「どこまでが一語か見抜きにくい単語」
で引っかけのパターンが存在するというので
その対応策としては
「コンテクストから意味がちゃんと通るか」
訳した後に確認し、
意味が通らないならどこで切れるか
なんども打ち直して検索して
ちゃんと「コンテクストから意味が通る」
という観点からどこからどこまでが一語か見抜く
必要があるということでした。
今回の記事が少しでもトライアル攻略に役立てば幸いです。

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