「君の名は。」から学ぶ翻訳者としてのプロ意識

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現在大ヒット中の映画「君の名は。」、
昨日観てきました。
この映画は興行収入も150億円を突破して
こんなにヒットしたアニメ映画というのは
ジブリ映画以外では初という快挙らしいです。
すごく面白くて自分も「また観に行きたい」と
本当に思わせるほど映画に惹きこまれました。
で、
今回はこの映画「君の名は。」から
翻訳者として学ぶべき点があるな、と
自分が感じたことがありますので
それを記事にして書いてみたいと思います。
(以下、ストーリーのネタバレはなるべくしないように
書いていますので安心してお読みください)


この映画はストーリーももちろんすばらしくて
それが一番のヒットの要因だと思うのですが
他にもこの映画の魅力というのがたくさんあり、
そうしたいろいろな魅力があいまって
よりストーリーに引き込まれるのだと思います。
そのストーリー以外の魅力として大きく働いている要素として
実写より綺麗に作りこまれた背景
があります。
↓の画像を見ていただければわかると思うのですが、

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どちらが実写なのかわからない
むしろ実写よりアニメの方が綺麗、
というくらい背景が緻密に描きこまれていて
まるでこのアニメが実際の世界と地続きになって
実際に起こっているかのような錯覚を
起こさせるくらい、
「緻密に書き込まれた背景」によって
よりストーリーに引き込まれてしまいます。


また、
少し、予告にある程度のストーリーの話をしますと、
「あるとき、田舎の女の子と都会の男の子の体が入れ替わる」
というストーリーなのですが、

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(↑だけ読むといかにもありがちなストーリーに思えますが
実際の映画ではなかなか先が読めませんでした)
ある事件を境にこの「二人の入れ替わり現象」が途切れてしまい、
男の子は入れ替わっていた女の子を探す旅に出ます。
その際に挿入歌としてRADWIMPSの「前前前世」という曲↓が流れるのですが、



この挿入歌が流れるタイミングとかも完璧で、
「歌詞」もいろんな解釈があるのですが、
「前前前世から君を探していた」
というような歌詞が重要なシーンで流れるのですが、
「前世=探しに行く前の入れ替わっていた状態=男の子が女の子の状態」
「前前世=入れ替わる前の状態=男の子が女の子と入れ替わっていない男の子の状態」
「前前前世=男の子自分自身(女の子のことはまだ知らない状態)」
と解釈することができ、
(解釈間違ってたらすみません笑。詳しくは映画本編を見てほしいのですが、)
「女の子のことをまだ知らない状態から男の子は女の子のことを探していた」
というようなストーリーの重要な核心に迫るような歌詞が
ストーリーの最重要部で最高のタイミングで流れる
というので自分も映画館で鳥肌が立ってゾクゾクしてしまいました。


で、
話を自分のやっている「翻訳」の仕事に戻しますと
この映画から翻訳者として仕事をするうえで学ぶことは
細部へのこだわり」です。
上の「君の名は。」の例で言うと
「どちらが実写かわからないくらい綺麗に作りこまれた背景」
「歌詞もストーリーとリンクし、最適なタイミングで流れる挿入歌」
というのような「細部へのこだわり」があります。
翻訳をする上でも
「どちらが原文なのかわからないくらい綺麗に翻訳された訳文」
「翻訳をするためのスキルを最適なタイミングで使って無駄なく納期内に訳文を導く」
というような「細部へのこだわり」を徹底する
というのが「君の名は。」から学べる「翻訳者としてのプロ意識」です。
勝負の神様は細部に宿る
ということわざがありますが
自分もこれまでの翻訳の仕事の経験上、
「これくらいなら大丈夫だろう」
というように気を抜いて仕事をした場合、
必ずといっていいほどフィードバックで直されています。
こうした気の緩みをなくすように普段から
自分に言い聞かせて意識をし、
もっと「細部へのこだわり」をもって翻訳に取り組めるようになれば
自分ももう一段翻訳者としてレベルアップできるのではないかと思いました。


自分もいつか「君の名は。」の監督(新海誠さん)の
映画の背景のように、
「どっちが実写なのか、アニメなのかわからない」、
「どっちが原文なのか、訳文なのかわからない」、
といわれるような翻訳の仕事ができるように
日々精進していこう、とこの映画を昨日見て思いました。

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